新しき村

ご　　挨　　拶

理事長　武者小路知行

　新しき村の代表理事の武者小路知行です。
　名前からお察しの方もおられるかと思いますが、村の提唱者「実篤」の孫にあたります。
　新しき村は、設立以来百余年、毛呂山の村「東の村」に移ってからも、73年が経過しました。国や宗教団体のバックアップのない、村のようなコミュニティがこれだけの間継続して活動しているということは、世界的に見ても稀有な例として、自慢してよいと思いますが、御承知の通り、現在の村は村内会員が３名となり、村を存続させる為には新たな道を模索し進めてゆかなければならない時を迎えていますから、村内外会員以外にもいろいろ協力をお願いすることも必要になるかと思います。そのような時には「武者小路」という名は役に立つのではないかと思い、代表理事を引き受けた次第です。
　さて、村を継続させるためには、いろいろやらなければならないことがあると思います。まず第一に考えなければいけないのは、いかにして新しい人材を得るかということです。それにはこれまで以上に「新しき村」を多くの人に知ってもらうこと、と同時に村に新たな人を受け入れる設備を整えてゆく必要があります。その為には、それなりの資金が必要であることは言うまでもありません。しかし現状では村内外会員だけの力では難しい部分もあると思いますので、外からの寄附等の協力を得ることが欠かせないと思いますが、将来的には寄附に頼らず、村内外会員の力で自立できるようにしたいと思います。
　そのために微力ではありますが頑張っていくつもりです。

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